L、知っているか?アケビを種から育てるとこうなる。
アケビ、それは野山のささやかなおやつ… という時代は終わり、最近では山形県産だかがスーパーやデパートでも手に入る。 画像の個体もその種子から生まれたものだ。 結実まで5年を要した。 その中で最も優秀な個体で熟しても口が割れにくく、日照りが良ければ濃紫に色づく。 ただ、日陰の果実は色がつかないため、完…
菜の花で知られるカラシナは葉も根も食べられる。
カラシナの花が菜の花であることは皆も知っているだろう。 何故カラシナと呼ばれるかと言えば種子があの黄色い辛子の原料になるから。 多分。 マスタードを作る人も多いが、春の菜の花をもぎに来るおばちゃんが多い。 稀に縄張りを持ち、ここのはとっちゃいかんと言ってくるクソバ○アもいるので注意だが、河川敷ならば…
日本のトリュフ、イボセイヨウショウロのタピオカ培養などの話し。
キノコの話しをすると細かい方々はキノコにハッキリとした同定は出来ないという。 つまりイボセイヨウショウロ ではなくイボセイヨウショウロ(広義)と書く必要があるということだ。 確かにイボセイヨウショウロの中には80g近いものから5グラムほどのものもある。 そして数十メートル離れただけで若干香りの質が異…
島ミカン、その種類と活用。
ミカン、それはこたつと共に日本人には欠かせないもの… うちこたつないけど。 そんなミカンの話をしていこうと思う。 いや、そんなミカンの中でも古代に渡来し、日本の南西諸島に根付いた島ミカンたちの話だ。 奄美大島で単純に島ミカンと呼ばれるものには2系統あり、片方は通常のミカンとサイズが変わらず、もう片方…
生ハムを手作りする、カビを使わないプロシュート製法
俺が草や木だけを愛でているだけの変態だと思ったか?バカめ、 俺はそんなスケールではかれる程度の変態ではない。 世界の食を侵略し、 世界征服を果たす者 それが俺だ! 以前、どこかのブログでプロシュートタイプの生ハムの作り方を書いた。 その時点でいうプロシュートタイプとは塩分が控えめであること、長期熟成…
メロンの交配、品種改良のこれまで
メロンというと高級果物のイメージがある。中にはバカ高いと思っている人もいるだろう。 ただ、それだけ手間がかかっている。 でもそれで良いのだろうか? 庭でハツカダイコンを作るが如くチョチョイと作れる作物になってはいけないだろうか? そう思ってメロンの改良をはじめた。 メロンの栽培にはいくつか壁がある。…
ラズベリーの交配、品種改良のこれまで
ラズベリーとは何か まずそこから話す必要がある。 ラズベリーとはキイチゴのうち、花托から果実が奇麗にもげるものをいい、果実と花托が一体化したものはブラックベリーということになっている。 ただ、最近ウルトララズベリーという名前で販売されているラズベリーとは香りと味が異なるキイチゴが存在する。 ブラック…
イチゴの交配、品種改良のこれまで
日本には沢山のイチゴがある。 とちおとめ、あまおう、さがほのか、紅ほっぺ 最近では群馬県が赤実の古都華、桃色の淡雪、白実のパールホワイトをセットにして販売していたりする。 ただ、君たちはこれらのイチゴはどんな味がすると思う? そう、イチゴの味にイチゴの香りがするのだ。 そもそもイチゴとは何か?栽培イ…
トマトの交配、品種改良のこれまで
ある日オレは面白いトマトを見つけたんだ、それが湘南ポモロン。 当時新しかった生食調理兼用品種だ、オレはそれをさっそく注文した。 が、届かない 届かない届かない 届かない届かない届かない届かない 問い合わせた所、色づいたら発送しますと返信がきた。 マジふざけんな。 先に連絡しろ。 ただオレは待った、慈…